・長い文章ですが、どちら様にも時間があったら最後まで読んで欲しい事 [2005/12/16]第9項/インターネット周辺・追記 私がここに書く事は、このサイトのお客さんの割合として”櫻井さんと鈴村さんの若年層のファン”や”最近声優サイトを回るようになった方”が多い と判断した上で書く事です。勿論そうではない方もいらっしゃると思いますが、声優ジャンルのサイト管理人・アニメやゲーム系の女性向け二次創作サイト管理人の皆さんにも読んで欲しいと思って書きました。年齢関係なく、どちら様にも同じ同人者として、私の歴史を辿りながら、声優について・インターネット上での自分と他者との関係性について、初歩的な事から是非一緒にもう一度再確認して欲しいと思ってこのページを最後に残します。うるさい事だとは重々承知です。私のした事や出来なかった事、そしてこれからもこの界隈にいる皆さんに願う事。言えば私の大反省会ですが、他人事ではない置き土産だと思って是非お付き合い下さい。
このページは決して完全なマナーサイトではなく、私の個人的な意見の塊ですが 1.私が声優にハマった流れ/声優は”役者”である 私が声優の名前を意識したのは、当時流行真っ只中だった某テニスアニメからでした。 私は元々流行っているアニメをあまり見ない人間で、リアルタイム(当時14歳位)でエヴァンゲリオンを見なかった程の人間です。私がエヴァを見たのは17の時でした。興味深いと思い、友達と旧約聖書の話をしたり関連書を集めたり、ネット上のいろいろな人の意見を読んでいました。その頃からリアルタイムでテレビ放送されているアニメをたくさん見るようになりました。そしてその少し前から高校の友達と集まって「女性向け同人」をしていて、ジャンプを読むようになり、そこに載ってる作品の同人誌を作っていました。最初は何もかもが初めてで楽しくて、吸収力も早く、思いついたらとりあえずなんでも形にしていました。好きなサイトを回っては、模倣するようにはしゃいでいました。丁度その頃にはジャンプ作品の急激なアニメ化やメディアミックスの途中、だったと思います。私はその時、声優の声と名前を一致させる楽しさを覚えました。 声優のさまざまなお仕事内容は、追えるようになればなる程興味が出てくるもので、私も猛スピードでハマりました。少しずつその人に親近感が沸いてくるし、物によってはネタや笑いにもなる。そしてその途中で辿り着くのがボーイズラブドラマCDだと思います。好きなアニメキャラの声優が出ているBLを初めて聞いた時の、あの目がくらむような衝撃。私は正直びっくりしすぎて、慌ててヘッドフォンをはずしました。最初は本当に、何か間違いが起こっている気がしてハラハラしました。ですが慣れるうちに裏のお仕事を見ている気分にもなり、興味本位でズルズルはまっていく一方。ツッコミどころ満載のファンタジーとして楽しみ、役者でCDを選ぶ頃にはもう一端のBLドラマ好きでした。私はその時、バイトでお金も自由にでき、時間も余っている18歳でした。 勿論BLはエンターテイメントとして成立していますので、それで良いと思います。 しかししっかりと区別すべきは、ボーイズラブ作品に出る事が声優にとってお仕事だという事です。 ボーイズラブ作品に限らず、役者は”キャラクター”を”演じて”いる、一個人です。
当たり前すぎますよね。本来これは”敢えて言わなくても良い大前提”ですからね。ですがここ最近、オタク文化の急激なブームとボーイズラブ作品の普及により全体的に少しずつ”大前提への意識”が揺らめいているんじゃないかと思っています。それが本当に少しずつで、目に見えないようなズレから始まっているような気がしています。 |