・長い文章ですが、どちら様にも時間があったら最後まで読んで欲しい事

[2005/12/16]第9項/インターネット周辺・追記








私がここに書く事は、このサイトのお客さんの割合として”櫻井さんと鈴村さんの若年層のファン”や”最近声優サイトを回るようになった方”が多い と判断した上で書く事です。勿論そうではない方もいらっしゃると思いますが、声優ジャンルのサイト管理人・アニメやゲーム系の女性向け二次創作サイト管理人の皆さんにも読んで欲しいと思って書きました。年齢関係なく、どちら様にも同じ同人者として、私の歴史を辿りながら、声優について・インターネット上での自分と他者との関係性について、初歩的な事から是非一緒にもう一度再確認して欲しいと思ってこのページを最後に残します。うるさい事だとは重々承知です。私のした事や出来なかった事、そしてこれからもこの界隈にいる皆さんに願う事。言えば私の大反省会ですが、他人事ではない置き土産だと思って是非お付き合い下さい。



この内容は私が声優にハマってからこの文を書くに至るまでの順序を辿っていますが、
いくつか分類分けが出来ます。

基本的にこのページは声優ナマモノ同人ジャンル”の人の為に書いていますが、最初の方はアニメやゲームの二次創作系サイト様にも是非読んで貰いたいと思って書きました。


・目次

(アニメやゲームの二次創作系サイト様にも読んで貰いたい部分)

1.私が声優にハマった流れ/声優は”役者”である
2.キャラクターのカップリングを役者名変換する際の誤解
3.どうやって最悪の事態を回避するか/最低限今すぐ出来る事
4.声優は自分達自身がカップリング扱いされている事を知っている
5.ボーイズラブドラマCDでキャラクターを演じる声優がファンから受ける被害
6.企業側の配慮の欠如
7.結論


8.櫻井さんと鈴村さんの”実際仲の良い友人関係”が生む特殊な問題点
9.インターネット環境の普及/見ているのは、私達だけではない
  疑問項「声優とアニメーション業界とコミックマーケットの関係性
10.ナマモノサイトをこれから運営していく人・これからサイトを始めたい人へ
11.まとめのページ
12.書き終えた感想


本当はアニメ・ゲーム系二次創作の方やナマモノサイトの分け隔てなく、どなた様にも順を追って読んで貰いたいのですが、二次創作系の方で「ナマモノについては読みたくない」という方がいらっしゃいましたら、ここから「ナマモノのお話」というポイントを作っておきますのでそこまで、という感じで宜しくお願いします。


このページは決して完全なマナーサイトではなく、私の個人的な意見の塊ですが
もし必要であればそっと自分のサイトに貼り付けてやって下さい。

[BANNER]
(直リンク出来ませんのでお持ち帰りでお願いします)

[URL]http://hzs.gozaru.jp/last.html

マナーサイトは後日必ず、私ではないですが、誰かが作りますので、もう少々お待ち下さい。




1.私が声優にハマった流れ/声優は”役者”である

私が声優の名前を意識したのは、当時流行真っ只中だった某テニスアニメからでした。

私は元々流行っているアニメをあまり見ない人間で、リアルタイム(当時14歳位)でエヴァンゲリオンを見なかった程の人間です。私がエヴァを見たのは17の時でした。興味深いと思い、友達と旧約聖書の話をしたり関連書を集めたり、ネット上のいろいろな人の意見を読んでいました。その頃からリアルタイムでテレビ放送されているアニメをたくさん見るようになりました。そしてその少し前から高校の友達と集まって「女性向け同人」をしていて、ジャンプを読むようになり、そこに載ってる作品の同人誌を作っていました。最初は何もかもが初めてで楽しくて、吸収力も早く、思いついたらとりあえずなんでも形にしていました。好きなサイトを回っては、模倣するようにはしゃいでいました。丁度その頃にはジャンプ作品の急激なアニメ化やメディアミックスの途中、だったと思います。私はその時、声優の声と名前を一致させる楽しさを覚えました。

声優のさまざまなお仕事内容は、追えるようになればなる程興味が出てくるもので、私も猛スピードでハマりました。少しずつその人に親近感が沸いてくるし、物によってはネタや笑いにもなる。そしてその途中で辿り着くのがボーイズラブドラマCDだと思います。好きなアニメキャラの声優が出ているBLを初めて聞いた時の、あの目がくらむような衝撃私は正直びっくりしすぎて、慌ててヘッドフォンをはずしました。最初は本当に、何か間違いが起こっている気がしてハラハラしました。ですが慣れるうちに裏のお仕事を見ている気分にもなり、興味本位でズルズルはまっていく一方。ツッコミどころ満載のファンタジーとして楽しみ、役者でCDを選ぶ頃にはもう一端のBLドラマ好きでした。私はその時、バイトでお金も自由にでき、時間も余っている18歳でした。



勿論BLはエンターテイメントとして成立していますので、それで良いと思います。

しかししっかりと区別すべきは、ボーイズラブ作品に出る事が声優にとってお仕事だという事です。

ボーイズラブ作品に限らず、役者は”キャラクター”を”演じて”いる、一個人です。



当たり前すぎますよね。本来これは”敢えて言わなくても良い大前提”ですからね。ですがここ最近、オタク文化の急激なブームとボーイズラブ作品の普及により全体的に少しずつ”大前提への意識”が揺らめいているんじゃないかと思っています。それが本当に少しずつで、目に見えないようなズレから始まっているような気がしています。

あらゆる境を好きなように捏造出来る二次創作というジャンルがあるからこそ、次のページに書いた事を是非聞いて欲しいんです。これは二次元ジャンルの人にも是非伝えたい事です。アニメやゲーム系二次創作で、サイトやブログをやっていて、声優の話題する方とかなど。ここへは必ずそっちのメディアから流れてくるものだから。見ていたら、是非ご一考下さい。