2.キャラクターのカップリングを役者名変換する際の誤解 ボーイズラブドラマCDのカップリング表記や、アニメのキャラ同士で想像したカップリングを簡単に役者名で例えて境超えすると、全体が無意識に勘違いする可能性が高まっていると思います。
3.どうやって最悪の事態を回避するか/最低限今すぐ出来る事 うっかり誤解してしまう一部のファンや、本人達の為にも、どうか、 二次元キャラカップリングを役者名で言わないよう気をつけて頂けないでしょうか。 たとえば、
その言い方は確かに間違っていないと思います。愛称や役者表記ですもんね。私もそう言う時期がありました。 ですがこれが無意識の情報のズレを生み、男性声優界の、ひいてはその周りの業界の歯車を少しずつ狂わせているのではないかと思っているんです。 全体がボーイズラブというカテゴリに、麻痺してきている気がするんです。 もしかして歯車が狂ってきたのではなく、”そういう時代になった”だけなのかもしれないんですが… 純粋に、BLCDそのものもしくは原作ファンの方々もいらっしゃるでしょう。 そこで例えば「櫻井の攻めは苦手だ」あるいは「鈴村の受け演技が素晴らしい」などと言う場合。他意はありませんよね。単なる役者(の演技)に関する感想・批評です。 しかし、ここで問題にしているような役者名表記がナマモノに繋がりうる現実。やはりこのような発言も例外ではないと思っています。 発言を控えろと言っているのではありません。 発言する人の中に、一連の問題意識があるかどうかだと思います。 上記の文章をただ脈絡なく載せた場合。感想の中の一文章の場合。 読んでいる方の思考を思わぬところとリンクさせてしまう爆弾にならないように。 相応の配慮を心がけるだけでも、伝わるものは違うと思います。 勿論、慣れれば慣れるほど、自分の日記やサイトを”見ている人”の事をおざなりにしてしまいがちなのも分かります。だって書いてるのは”自分の日記”なんですから。インターネットは娯楽だから、自分の日記くらい制御なく書きたいものです。 ですがこれからは、上記の事を少しだけ気をつけてくれたら、と願っています。 それを当たり前にしないように。簡単にこちら側に来られるようにしないように。 三次元ナマモノ同人は二次元より「一歩奥」で「凄い」のではなく、「特殊で異例」であると理解して貰う為に。 流行や情報は私達”消費者”から来るものでもあると思います。最近は声優も普通のテレビ番組に出たり、ヴェネチア映画祭に呼ばれて報道に囲まれる時代です。声優誌は数を増やし、人によっては”イケメン声優”などという取り上げ方をされています。そして今度はその情報を得た私達の反応や話題性も、大きくなればなるほど自然と業界の耳にも届く時代です。だからこそ私達ファンはもう少し慎重に、好きな声優を思いやれるんじゃないかと思っています。 アニメや演技の批評や駄目出しをするなとか、笑いのネタにするなとか言っているわけではありません。どれもこれも、”自分の意見”として成立していて場所さえ見極めれば大事なものです。ただ、消費者である以上にファンであるなら、こちら側にもそれ相応の態度が大事だと思うんです。 |