4.声優は自分達自身がカップリング扱いされている事を知っている


声優は”自分達自身”がカップリングで扱われる事を、何故既に知っているんでしょうか
カップリングは同人の話なんですが、何故役者の耳にまで届いているんでしょうか。


そのきっかけはやっぱりボーイズラブの仕事だと思います。


ボーイズラブドラマCD「エデンを遠く離れて3〜切ない夜の楽園」に付属しているトーク盤CDで、男性声優が集ってそのような雑談をしているという情報を頂きました。その部分を文字に起こして頂いたので参考として引用させて頂きます。発言者名はイニシャルではありません。

P「ホモ関係の話してって言うけどさ、ここにいるメンツっはホモ関係とかってないよねえ」
W「え、あるよオレ」
X「え?」
W「ヤラレそうになった事あるよオレ」
P「あ、ホント?やるじゃん」
Y「え?おれ?」
W「ちゃうちゃうちゃうちゃう(笑)」
Y「この中のホモ関係っていうの?ないよね?」
全員「この中であるわけないじゃん!(笑)」
Y「だって今言ったもん!」
Z「ちょっと待てよお前ー!お前なんでそういう事をポッと言ってさ〜声優業界のよからぬ噂をたてようとするかな!」
X「なんで肉体関係があるんだこの四人で(笑)」
Y「ファンの人たちはさ〜みんな声優さんのね、名前を書いていくんだよ
Z「だからそういう妄想を煽るなって(笑)」
Y「画用紙にね(笑)」
Z「聞け人の話をー!」
Y「相関図みたいなのを書く訳ですよ。誰と誰がデキてるとかね
X「あー」
P「そんなこと言ったらこの2人(Y・Z)なんて確実にモーホーじゃん」
Y「もう」
X「どっちがネコでタチ?」
W「まあ、ネコでタチ?(多分指さしてる)」
Y「うん。…どっちだろうねえ」
Z「お前(笑)どうすんだこの間を、X!」


というように、既に声優同士のカップリングをファンから言われている、と発言しています


このCDの発売は2001年です。今は2005年末。もしかしてその以前にもあったのかもしれませんが、これで知る限り、もう四年も前から既にこのような傾向があるようです。きっとBLCDという存在が出たばかりの頃は、もっと狭い場所でもっと大きな波紋が起こっていたのではないかと思います。

他にも[BL裏話]というシリーズのトークCDがあり、それでは役者のBLに対する意見が聞くことが出来ます。
そのどれかのCDで自分達でも「○○と△△がやってるシーンでさ…」というように、うっかり役者名でドラマ内容を話してしまう事があるという話をしていたと思います。確かに、役者同士がエンディングトークで、役と役者を同一視して笑いのネタにしている事がよくあったと思います。

しかし今はもうそのような事はあまり無いはずです。

”どうもファンには冗談として通じてない事がある”と、声優側が判断した結果なんじゃないでしょうか。

”妙な形で役との同一視がファンの間に浸透してしまい、ファンに言われる。それが嫌だからじゃないでしょうか。

ここにも誤解の種がありました。

本人達が嫌がっているんだから、私達も出来るだけ気をつけるのが、ファンとしての思いやりですよね。



ボーイズラブ作品に出る男性声優の意見を今すぐ読むことも出来ます。
その一つとして[ルボー・サウンドコレクション「花嫁くん」]のインタビュー記事があります。(外部リンク)

このドラマCDは実際内容が内容だったんですが…このインタビューでは一番最初から鈴村さんのBLへの仕事意識が伺えます。役者としてとても大事な事を言っています。そして少しページを下げてみると、もっとはっきりと口にしている事実があります。

>鈴村「ぶっちゃけ俺、男苦手やで。」

問題は、読んでもその意図を汲もうとしないことです。
役者も人間ですから冗談も言いますが、自分自身とキャラクターの間に線をひいているのは明らかですよね。